How to action
どのように
カーボンニュートラルに取り組むか
# action 1 知る # 気候変動問題に対する自社の立ち位置を知る
自社の温室効果ガス(GHG)排出量を明確に把握することから始めます。
これにはGHGプロトコルを用います。Scope1、Scope2、Scope3とある内、先ずはScope1とScope2を算出しましょう。Scope1は燃料を燃焼することで直接排出した温室効果ガスです。Scope2は他社から供給された電気、熱、蒸気を使用することで間接的に排出した温室効果ガスです。このScope1とScope2を可視化することで、自社の改善の余地を見つけ出します。Scope1とScope2の算出には専門の計測ツールや外部の環境コンサルタントの支援を求めることも有効です。
明確なデータと社内コンセンサスを得ることで、脱炭素化の取り組みをより効果的に計画し、実施するための土台を築くことができます。
# action 2 減らす # 科学的な目標に沿って行動を起こす
自社のGHG排出量を具体的に削減する戦略を策定し、実行に移します。
排出量の把握が完了した後、最も影響の大きい領域を優先的に改善することが鍵となります。省エネ設備投資、エネルギー効率の向上、再生可能エネルギーへの切り替え、社用車のEV・HEV化、照明のLED化など様々な取り組みが考えられます。余裕があれば、サプライチェーン全体での環境負荷低減に向けた取引先との協力も重要です。これらの施策は、企業の環境への影響を大幅に減らし、長期的な持続可能性に貢献します。成功には明確な目標設定と、定期的な進捗確認が不可欠です。
# action 3
補う
# どうしても削減できない部分はオフセット
(埋め合わせ)する
このステップでは、企業が自社の活動で削減できなかった温室効果ガス(GHG)排出量を、他の方法で相殺する取り組みを行います。これには、再生可能エネルギープロジェクトや森林保護・再植林プロジェクトへの投資、環境保全活動への寄付などが含まれます。
Jクレジットやカーボンオフセットクレジットの購入を通じて、排出量を実質的にゼロに近づけることが目指されます。オフセットは、企業がカーボンニュートラルを達成するための最終手段として位置づけられ、排出削減の取り組みと併用されるべきです。このプロセスを通じて、企業は環境への責任を全うしながら、持続可能な社会の実現に貢献します。オフセット活動を選択する際には、その効果が確実に検証され、信頼性が高いものを選ぶことが重要です。
# action 4 伝える # あなたの取り組みを効果的にアピールする
企業がGHG排出量削減に成功したことを広くアピールし、その取り組みを社会に認知させることに焦点を当てます。このプロセスは、企業の環境保全への取り組みを明確に示し、ブランドイメージを向上させるだけでなく、持続可能なビジネスモデルへの移行を加速させる効果があります。
排出削減の成果を「伝える」ことで、企業はステークホルダーや消費者からの信頼を獲得し、市場における競争力を高めることができます。また、環境に対する意識が高まる中、このような取り組みは顧客の選択基準となり得るため、積極的なPR活動はビジネス成長の鍵となります。企業が自らのエコアクションを積極的に外に「伝える」ことは、社会全体の持続可能性への関心を高め、他の企業にも良い影響を与えることにつながります。
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